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目指せプレーファースト!有村智恵の気がかりと今後の予定

米国ツアー撤退を表明してからの国内ツアー初戦「サントリーレディス」に出場した有村智恵は、24位から出た最終日を5バーディ、3ボギー1ダブルボギー「72」でプレー。通算2アンダーの24位のまま4日間のプレーを終えた。

初日こそ「67」として3位タイで飛び出したが、その後は1度もアンダーパーを出せず失速の展開となった。それでも「始まる前に比べればすごく前向きになれた。すごく良い印象でした」と今週のプレーには及第点。ショットへの手ごたえを口にし「あとは細かいところを詰めていきたい」と、2週間後の次戦「アース・モンダミンカップ」へ目を向けた。

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練習環境や私生活に「大きな変化はない」という有村だが、約3年半ぶりに国内ツアーに主軸を置く上で、最も不安視しているのは米国ツアーとのプレーペースの違いだという。

米国ツアーは全体的なプレーペースが日本よりも遅く、有村が2013年に参戦した当初は「この状態に慣れて日本に戻ったら怖いかな」と話していたほどだった。いざ国内ツアー本格復帰を迎えた今週も「イメージができないまま打つこともあった」と苦笑い。「シンプルに、直感でイメージできる習慣を作れるよう、日ごろから訓練をしている」と、ルーティンは変えることなく、プレーペースを速める意識を持って練習に臨んでいるとのことだ。

現時点で今季ツアーの出場資格を持っておらず、最大8試合に限られる主催者推薦で出られるのはあと6試合。そのほか、大会歴代優勝者の資格により「日本女子プロゴルフ選手権」(9月8日~)、過去5年の「日本女子プロ」優勝者の資格により「日本女子オープン」(9月29日~)の出場資格を持つ。(兵庫県神戸市/塚田達也)

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