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初優勝まであと少し?菊地絵理香は「しょうがない」

昨年の「日本女子オープンゴルフ選手権競技」で2位タイに入り、初優勝も近いと思われた菊地絵理香(26歳)が、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の最終日に6バーディを奪い、通算13アンダーでホールアウト。大山志保イ・ボミ(韓国)とのプレーオフに進出した。

その1ホール目にイがバーディを奪い、菊地はパーパットを打たずして2位タイが確定した。クラブハウスに戻ってきた菊地は、悔し涙を流すこともなく「しょうがない」と自分に言い聞かせるようにつぶやいた。

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「もともと今週はショットの調子が良いわけではなかったので、ボギーを打たないようにマネジメントしていました」。7アンダー12位タイで迎えた最終日は、優勝を意識したラウンドではなかったという。

終盤に入ると、菊地の周囲にはテレビやスチールのカメラマンが集まり始めた。「ラウンド中、リーダーボードは見ないようにしているんです。見て上位にいると集中できなくなってしまうので。でも、カメラマンさんたちのおかげで、首位と1打差とかにいるのかなとは思いました」。最終18番のパーパットを入れた菊地はおもむろにボードを直視した。

「14アンダーまで伸ばしていたら、優勝だったかもしれないですね。とはいえ、知っていてもスコアが伸ばせたわけではないので」。他人事のように、感情的にならない菊地をひと言で表現するなら“おっとり”だ。ハングリーさや気の強さはみじんも感じさせない。

プレーオフでのティショットを右に曲げて木に当てたことにも「18番はあまり良いイメージがないのでしょうがない」と笑顔すら浮かべて振り返った。「優勝って難しいですね(笑)」

「こうしてプレーオフまで進めたので、昨年よりは成長しているのかな。もうちょっと全体的に底上げして、アイアンの精度を上げたいです」。あくまでのマイペースの菊地は、じっくりと成長を遂げ、いつかツアーで優勝できる日が訪れるのを待つ。(長野県軽井沢町/本橋英治)

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