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連覇へ辛くも望み 森田遥は薄氷のベスト32入り

2014/06/26 21:38

「日本女子アマチュアゴルフ選手権」は予選ラウンド36ホールを終え、マッチプレーに進出するベスト32が決定した。

首位と1打差の4アンダー2位から第2ラウンドをスタートした権藤可恋が、8バーディ、2ボギーの「66」をマーク。通算10アンダーに伸ばして、メダリスト(予選ラウンドトップ通過)に輝いた。午前組、アウトスタートの権藤は、1番で10ヤードからチップイン、続く2番では残り70ヤードをピンそば「約1メートルに絡めて連続バーディでスタートした。

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昨年、パッティングのイップスに悩まされたという権藤。「イップスは過去のこと」と、この日はチャンスを次々と沈めて8つのバーディを量産した。「結果はどうあれ悔いの残るラウンドにはしたくない。失うものはなにもないので、行けるところまで行きたい」と、プレー同様、言葉にも気迫がこもる。

苦しんだのは、昨年覇者の森田遥。この日、第1ラウンドの未消化ホールからプレーを再開。第1ラウンドを「72」、第2ラウンドを「73」とし、通算1オーバーでホールアウトした。マッチプレーに進めるのは上位32人。通過は微妙なポジションで終え、「1打の重みを感じた。池にも入れたし、アンプレアブルもあった。1打を“増やす”ことは簡単。情けないゴルフ・・・」と悔やみながらも、僅かな期待を胸に後続選手の動向を見守った。

全組が終了し、通算イーブンパー22位タイまでの26選手のベスト32入りが、まず確定。残り6枠は、通算1オーバーに並んだ11選手によるプレーオフで絞り込まれることになった。脱落、勝ち抜けと人数が減っていく中で、勝負を決めきれない森田と天本遥香のプレーオフは5ホール目に突入。「もう開き直っていくしかないと思った」と、森田が5メートルのバーディパットを沈めて日没間際の激闘を制し、滑り込みでマッチプレー進出を決めた。

森田は明日のマッチプレー第1回戦で、メダリストの権藤と激突。対照的な勝ち上がりとなった2人だが、何が起きるのか分からないのがマッチプレー。注目の一戦となる。(茨城県東茨城郡大洗町/糸井順子)

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