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勝みなみ、森田遥、堀琴音らは終盤でサイレン 雷雲に恨み節

2014/06/25 19:18

女子アマチュア日本一を決める「日本女子アマチュアゴルフ選手権」が、茨城県の大洗ゴルフ倶楽部で25日(水)に開幕した。最近の国内女子ツアーでトップ10フィニッシュを続け、リーダーボードを賑わせているアマチュア選手らが多数出場し、例年にも増して高い注目を集めている。

今年4月の「KKT杯バンテリンレディスオープン」で女子ツアー史上4人目のアマチュア優勝に加え、最年少優勝記録をも大きく更新した勝みなみ(15)は、最終18番パー4の第3打を打つ前に雷雲接近を知らせるサイレンが鳴り、クラブハウスへと引き上げた。その後は天候の回復が見込まれず、16時17分にサスペンデッドが決定。

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「あと7分くらい(サイレン)待ってくれたら良かったのに」といたずらっぽく笑ったが、プレーの話題になると表情は一変。「アマの中では一番大きい大会。みんながこの大会に照準を合わせてくる。5日間を制した人は本当に強いと思うし、この大会での優勝は絶対に自信になる。メダリスト(予選2日間をトップ通過)は獲りたいけど、まずはベスト32に入ること」と、まずはマッチプレー進出を目標に定めた。

昨年覇者の森田遥も同じく、最終18番の1ホールを残してサイレン。「できればやり終えたかった」と残念そうだった。「ショットが良くない。パーオンできず、グリーンに乗っても遠いところ。なんとかパッティングで凌いだ」と、何とか1オーバーに踏みとどまっている状態は、大会連覇へのプレッシャーか。「スイングが力んでいるので修正したい。明日は開き直って臨みたい」と巻き返しを誓った。

また、5月「サイバーエージェント レディス」から出場3試合連続トップ10フィニッシュを果たした堀琴音は、後半16番のティショットを終えて中断へ。「サスペンデッドは初めての経験。ショットの調子は良いので、いつも通り、スコアを気にせず頑張りたい」。ここまでのスコアは2アンダーと良好、前向きに明日の再開を待つ。(茨城県東茨城郡大洗町/糸井順子)

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