グリーン上でも30パットと苦戦。61位タイと出遅れた森田理香子

国内女子ツアー「ミズノクラシック」が8日（金）、三重県にある近鉄賢島CCで開幕。賞金ランキングトップを走る森田理香子は2オーバーの「74」で回り、首位に6打差の61位タイと出遅れた。

スタートホールの1番（パー5）は、これ以上ない滑り出しだった。ティショットをフェアウェイセンター、2打目をグリーン手前20ヤードに運ぶと、SWで打った3打目のアプローチがジャストタッチでカップイン。1ヶ月前の「スタンレーレディス」以来となる今季6個目のイーグルで飛び出した。

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しかし、直後からドライバーが荒れに荒れた。2番は左の林に打ち込み、3番では右側のギャラリーロープを越えた防護ネット手前まで曲げるミスショット。続く4番も左に曲げ、傾斜にキックしてフェアウェイ方向には戻ったものの、いずれもグリーンを外して3連続ボギー。「久々のイーグルだったのに、悪い流れにしてしまった」と、一気にオーバーパーまで崩れ落ちた。

6番もボギーとした後の7番（パー5）では、1番以来となる久々のフェアウェイキープ。「あれからドライバーが安定したし、リズムも良くなった」と、以後はスコアこそ落とさなかったが、最終18番まで全てパーを並べてホールアウト。「スタートダッシュは出来なかったけど・・・明日頑張ります」と肩を落とした。

この日の見せ場は1番ホールだけに終わったが、今季3勝を挙げた試合はでいずれもイーグルをマークしている森田。残り2日間、この“吉兆”を生かしたい。（三重県志摩市／塚田達也）