香妻は前週の優勝に加え、「コントロールショットを集中的に練習した」とホステスプロとして万全な体制で臨む

茨城県で開幕する「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」を翌日に控えた18日（木）、豪華なゲスト陣を交えてのプロアマトーナメントが行われ、ホステスプロとして今大会を迎える香妻琴乃が18ホールの最終調整を兼ね、華やかな祝宴に登場した。

今大会開催前週に行われたステップアップツアー「ANA PRINCESS CUP」で、最終日に杉本愛理に並び、プレーオフを制した香妻はプロ3年目にして初勝利を手にした。「（出場できる）試合数が少なくて焦っていた」という苦しい3ヶ月を過ごした香妻だったが、「自分の中で考え方を変えて試合に臨んだ」という同大会で、その苦境にピリオドを打った。

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「まだ試合を終えたばかりで感覚がいい状態。練習ラウンドも集中して臨める」と香妻。「昨年は予選落ちの不安を感じながら臨んだけど、今年はこの勢いで勝てたらいい」と、自然と言葉にも自信が漲る。今年のオフにはスイング調整に励むなど、コントロールショットを集中的に練習した。「うまくマネージメントして、コースに対応できるように」と技術面で磨きをかけるとともに、メンタル面も鍛え、今シーズンに臨んでいる。

ステップアップツアーでの優勝で、8月に行われる「meijiカップ」から「ニトリレディス」までのレギュラーツアー4試合の出場権を得た香妻が、まずはホステスプロとしてこの舞台で先陣を切りたい。（茨城県稲敷郡／糸井順子）