【スーパースロー】金田久美子のスイング
2013年 KKT杯バンテリンレディスオープン
期間:04/19〜04/21 場所:熊本空港CC(熊本)
金田久美子は3位タイ発進 「良いイメージのまま明日を迎えたい」
熊本県の熊本空港カントリークラブで開催されている「KKT杯バンテリンレディスオープン」の初日、金田久美子が1アンダー、3位タイの好発進を切っている。今季は『ミュゼプラチナム』と所属契約、ウエア契約を一新して新シーズンを迎えた金田。開幕以降、全6戦に出場し「ヤマハレディースオープン葛城」での予選落ちを含み、ここまで開幕戦での21位タイが最高位と、エンジン全開とは行かないシーズン序盤を迎えている。
この日は、開幕前から選手たちが口にしていたグリーンの硬さに加え、時折強く吹く風を伴うなど、アンダーパーをマークした選手は全8選手という難コンディションの中で、金田は前半に2つのバーディを奪ってスコアを伸ばした。「アプローチ、バンカーが先週よりだいぶイメージできている」と、バンカーショットではピン側1メートルに絡めてパーセーブするなど、安定したプレーで噛み合いを見せた。
しかし後半は「風が出てきて、距離感が合わなくなった」と、天候の変化、距離感の微妙なマネジメントの誤差、さらには冴えていたパットが後半に入って安定感を欠くなど、足踏み状態が続いた。ここ数戦、アイアンのシャフトをアゲンストの風にも影響を受けにくいとされるスチールに変え、「距離の計算はまだ難しいけど、以前よりは楽に打てている」と、この日の天候には奏功。「全体的に難しいコースだけど、イメージはいいのでそれほど難しさを感じなかった」と、週末に向けおぼろ気ながらも手応えは感じている。「良いイメージのまま明日を迎えたい」。金田はさらなる上位進出を狙う。(熊本県菊池郡/糸井順子)
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