怒濤の4連続バーディで締めくくり、最終日にようやく笑顔を見せた森田理香子

「ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ」最終日、森田理香子が上がり4ホールを怒濤の連続バーディで締めくくり、通算8アンダー単独3位でフィニッシュした。初日はイーブンパーの34位タイ、2日目に「69」をマークして通算3アンダーの13位タイで最終日を迎えた森田は、序盤から攻勢に出た。

これまで幾度となく、持ち前の爆発力でトップ10に急浮上してきた森田がこの日も魅せた。「とにかくひとつでも、上（の順位）に行こうと思っていました」と1番から幸先良くバーディ発進とすると、さらに3番でもバーディチャンスを確実に沈めた。「中盤にかけてアイアンで引っかけたり、思うようなショットが出なくて伸ばすことができなかった」とパーを重ねる我慢のゴルフが続いたが、「14番あたりから、いつもスイングで気をつけている点を特に意識した」との修正が奏功。15番からショットが精彩を放ち、次々とピンに絡めて4連続バーディで締めくくった。

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「今週はパッティングがなかなか入ってくれなくて、決して良い状態ではなかった」と振りかえるも、中盤から冴え渡るショットに助けられてのこのスコア。「何かが悪いと、何かが冴えてくれる。ミスした後のリカバリーで頑張れたと思う」と、この日の目標通り、順位を上げての上位フィニッシュを決めた。

「今日は満足です」とようやく笑顔を見せた最終日。ツアー開幕から2試合を終えての好成績に、当然、周囲からの期待は大きい。このまま賞金ランクで最後まで走り抜く？という問いかけに、「え？まだ2試合しか終わってないですよ。先は長ーい！」と森田。「積み重ねてきたことがいい結果に繋がっている」と着実に歩を進めている。（高知県香南市／糸井順子）