木戸愛のフォトギャラリー
2012年 富士通レディース
期間:10/12〜10/14 場所:東急セブンハンドレッドC西コース(千葉)
木戸愛が単独2位に浮上、女子OPの雪辱なるか
今季の国内女子メジャー第3戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」で最終日を首位タイでスタートしながらも、最終日に8オーバー「80」をたたき24位タイに失速した木戸愛が、一週間のオープンウィークを経て「富士通レディス」の2日目に首位と3打差の単独2位に浮上。2試合連続で最終日最終組に入る躍進を見せた。
女子オープンでの最終日の結果を振り返り「いい経験だと思います。悔しい気持ちですが、試合のビデオを見て反省をしたりもしました。先週のオフで気持ちを切り替えることが出来ました」と話す。
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その一週間のオフに木戸は「トレーニングと練習と、買い物に行きました。妹への誕生日プレゼントを買いました」と気分転換を図った。そして、金曜日には男子ツアー「キヤノンオープン」の観戦も行い「藤田寛之さん、谷口徹さん、深堀圭一郎さんの組について歩きました。谷口さん、藤田さんの寄せて入れる、拾って入れるゴルフは凄く勉強になりました」。
そして、その夜に谷口、上田桃子と食事に出かけたことも明かした。「たくさん参考になるお話もいただきましたが、まずはオンオフの切り替えが上手いことですかね。谷口さんからは“切り替えが大事”、“どこまでフィーリングを信じるか”などが、背中を押してもらった言葉でした」と、優勝を逃して傷心していた木戸の心に突き刺さる鋭いアドバイスをもらったという。
この日は風が吹いたことで苦戦する選手が続出する中「アイアンショットもドライバーでのティショットも高く上がらないように抑え目のショットをしました」と技術を見せた木戸。今年初めて経験した「全英リコー女子オープン」や2週前の女子オープンでの経験から備わったという。それらの経験を生かし、2週間前に味わった悔しさを早速晴らすことができるか、3打差から逆転優勝を狙う。(千葉県千葉市/本橋英治)