上田桃子のスイングをスーパースローで見る
2011年 伊藤園レディスゴルフトーナメント
期間:11/11〜11/13 場所:グレートアイランドC(千葉)
上田桃子、パーパットで流れを掴み暫定3位タイ
伊藤園レディスゴルフトーナメントの初日、2週連続優勝を狙う上田桃子が、14番ホールまで終えて首位と2打差の2アンダー暫定3位タイにつけた。先週の優勝から「リズムが良くなりました。いままでより考えることも少ないので、回っているペースが良いです」という上田は、序盤からバーディを3つ奪った。
2番パー3、3番パー5、そして5番パー5でバーディを奪った上田は、1番のパーパットがその要因だと話す。「1番で3mのバーディチャンスだったのですが、1.5mオーバーしてしまい、それを入れられたのが大きいですね」。調子の悪かった時の上田ならば、1番のバーディパットを外した時点でペースを掴めず苦しい展開にしてしまったはずだ。
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それを「今日は雨なので、自分の中では許す心を持ってやっていて、ピンにベタベタつくこともないので、リズムと、どこに打つかと、集中力。その3つを意識してやりました」と、たとえバーディパットが外れても、イライラせずに気持ちに余裕を持ってプレーしたと話す。
中断の間は2階のレストランで軽く食事をしながらリラックスして過ごした上田は、後半に入って12番パー3でボギーをたたいたが「ボギーパットが嫌な距離でしたが、それを決められたので、明日に繋がる粘りのゴルフができました」と前を向く。ミスをしてもそこで立ち止まらずに、次の1打に集中することが出来ている今の上田ならば、2週連続優勝も十分に可能性がありそうだ。(千葉県長生郡/本橋英治)
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