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藍「ベストなラウンドではないけど、悪くもない」

「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の2日目、通算1オーバーからの巻き返しを期してスタートした宮里藍だったが、1番のティショットがバンカーに捕まると、3打目のグリーン手前ラフからのアプローチも寄せきれずに、“らしくない”ボギー発進としてしまう。

直後の2番(パー5)でバーディを取り返したが、7番で3パットのボギー。折り返した後も10番バーディ、11番ボギーと一進一退の展開が続く。ショットは右や左に微妙にぶれ、後半になって強くなった風の影響もあり、簡単にスコアを伸ばすことはままならない。それでも、最終18番をバーディで締めた宮里は、3バーディ3ボギーの「72」。通算1オーバーの31位タイで最終日へと駒を進めた。

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「パットのフィーリングは近づいてきている気がします」と、好スコアへの兆しは見えてきた。それでも、「(ショットの)タイミングがまだ合っていない」と宮里。その原因を「チェックポイントがすごく多くて、頭の整理がついていなくて打っていることが多い」と説明する。

調子の良い時は頭で考えずに体で感じてリズムに集中してスイングできるが、「トップの切り返しが速くなったり、下半身のずれが気になったり」と、余計な思考が球への集中力を削いでいる。それでも予選通過を果たした明日は、上を目指すだけ。本来の正確なショットとパットでギャラリーを沸かしてくれることに期待したい。(宮城県利府町/今岡涼太)

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2011年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント



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