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大山の意外な心配事「ギャラリーが多いと・・・」

大山志保といえば、バーディを奪うごとに力強いガッツポーズを見せる、闘志を前面に出したプレースタイルが目に浮かぶ。今週の「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」はゴルフ熱の高い兵庫県開催とあり、平日ながら2日目も5,000人に迫るギャラリーが来場。「私はギャラリーが多いと興奮してしまうので、気持ちを抑えるのが大変です」と苦笑する。

2アンダーの8位タイからスタートしたこの日、「ショットがすごく良い感じ。フェアウェイにあればピンにスジる(重なる)し、ほとんどがバーディチャンスだった」と調子は上々。しかし、なかなか得意のガッツポーズにまで至らない。「バーディパットがもっと入ってくれれば・・・。気持ちが出すぎているんでしょうね」。

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絶好調のショットをバーディに繋げることができず、4バーディ、2ボギーと2ストローク伸ばすにとどまり、通算4アンダーの11位タイに一歩後退。それでも首位とは5打差、3年ぶりとなる勝利もまだまだ射程圏内だ。

大山は先週より、07年まで師事していた鶴見功樹氏に再び指導を受け始めた。06年の賞金女王時代をともにした、最強タッグの再結成。「まだ勝ちたい気持ちにまでいっていない」という大山の言葉に対し、師匠からは「前に見ていた時よりも底上げはできている。あとは気持ち。優勝を狙うつもりでやりなさい」との返答を受けたという。決勝ラウンドはさらに多くのギャラリーの動員が予想されるが、師匠の言葉を胸にとどめながら、逸る気持ちをいかに抑えられるかが鍵となる。(編集部:塚田達也)

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2011年 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント



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