「お母さん優勝した?」アン・ソンジュが意地の予選通過 イ・ボミがサプライズで花束贈呈
◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 2日目(23日)◇マスターズGC(兵庫)◇6520yd(パー72)◇晴れ(観衆2961人)
2つスコアを落とし、カットラインに1打足りない状況で迎えた17番(パー3)。今大会を最後に日本ツアーを退くアン・ソンジュ(韓国)は2mにつけてバーディを奪い、通算イーブンパー。予選通過圏内に踏みとどまった。
続く最終18番。165ydからの2打目が「アドレナリンが出ちゃって」とグリーン奥へ。20ydからの難しいアプローチを1mにつけ、パーセーブに成功した。「優勝パッティングより緊張した」と元賞金女王は、予選通過を決めてギャラリーから拍手を浴びた。
「一日一日やっぱり体の調子が変わるから。でもきょう朝起きて、やっぱり腰とかがちょっとあまり良くなかったので、まあどうだろうと思いながら。でも意外と練習場で打ってみた結果、なんかショットの調子はそんな悪くなかった」
最終18番のグリーン横では双子の長男長女が見守っていた。手をつないでクラブハウスに戻る途中、「お母さん優勝した?」と聞かれると、「優勝じゃないよ」と苦笑いで答える場面もあった。
全組ホールアウト後、クラブハウスでは引退セレモニーが行われた。上田桃子、横峯さくら、木戸愛らが参加。来日の予定を1日早めて韓国から駆けつけたイ・ボミ(韓国)は、「引退は信じられないが、残り2日間応援できるからうれしい。精一杯応援したい」と話した。アンは多くの仲間に見守られながら、週末の決勝ラウンドへ向かう。(兵庫県三木市/玉木充)