渡邉彩香は2年連続の恩返しへ「ここからまたリスタートできたら」
◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 事前(22日)◇ザ・クイーンズヒルGC(福岡)◇6485yd(パー72)
1年前に当地で3年ぶりのツアー優勝を飾った渡邉彩香が、喜びを改めて実感したのは前夜祭だった。「(優勝した時の)映像を流してくれたりとかしたので、なんだろう…すごいこと、素晴らしい出来事だったんだなって」。2打差7位からの復活優勝を懐かしそうに振り返った。
前年大会の最終日はドライバーショットを封印して勝利をつかんだ。ツアー屈指の飛ばし屋として知られるが、パー3を除く14ホールで1Wを握ったのはわずか3ホール。「ドライバーが曲がっていたから使わなかったっていうのもあるんですけど、『スプーン(3W)でも十分だよね』という意味で(3Wを)選んだホールもあった」。今年も状況次第では同じマネジメントを選択肢に入れるという。
大東建託とは2015年にスポンサー契約を結び、16年から所属先に変わった。「2連覇してくれってずっと言われています。去年の試合が終わってオフのあいさつの時も。ずっと(笑)」。ことしで12年目の付き合いとあって、社長をはじめ多くの関係者からゲキが飛ぶのも無理はない。
今季は19試合に出場。5月「ブリヂストンレディス」までにトップ10入りを4度記録するなど好スタートを切った一方、この1カ月は予選落ちが続き、「決していいとは言えない感じ」とショットの状態に悩んでいる。
「去年もあんまり調子はすごくいいとは言えない中で勝ち切ったので、その経験をしっかりと大事にして、ここからまたリスタートできたら」。ことしもホステスプロとして期待に応え、シーズン後半戦に向けた再加速にもつなげたい。(福岡県糸島市/安平賢太郎)