2026年 資生堂・JALレディスオープン

「グリーン周りは全く…」月曜決着の余波 鈴木愛はコースチェック未完了でも65

2026年 資生堂・JALレディスオープン 2日目 鈴木愛
鈴木愛が今季初勝利へボギーなし「65」で好スタート (Atsushi Tomura/Getty Images)

◇国内女子◇資生堂・JALレディスオープン 2日目(3日)◇戸塚CC東C(神奈川)◇6487yd(パー72)

第1回の2019年から戸塚カントリー倶楽部の西コースで行われてきた大会は、ことし東コースに舞台を移した。多くの選手にとって初見となる上、不運なことに前週「アース・モンダミンカップ」が月曜決着だったことでコースチェックに割ける物理的な時間が減ってしまった。21年大会覇者の鈴木愛が事前に回れたのは1日のプロアマだけだった。

「(プロアマは)急がなきゃいけないし、接待もあるのでなかなかしっかりはコースを見られなくて。グリーンは何となく見られたけど、グリーン周りは全く…。打っちゃいけない場所をはっきり把握できていない」と話すように、万全とはいい難い状態で第1ラウンドをスタート。しかし、きょうに限ってはそれが良い方に転がった。

前半11番(パー5)、12番とバーディを先行し、折り返しまでにさらに2つ伸ばした。後半も一度もスコアを落とさず、上がり2ホールで連続バーディ。7アンダー「65」で今季初の首位発進を決めた。足りていなかったコースチェックも並行しながらのプレーで、「スコアに集中していないのが良かったのかも」と逆に力が抜けた。

ツアー屈指のパットの名手だが、直近の数試合は得意分野で苦戦している。「フィーリングは悪くはないんですけど、ラインが合っていない。これだけ合わないということは、出球はちゃんと打てているのか、フェース面はまっすぐ当たっているのかとか、いろいろ考えて…ワケが分からなくなって」と話す。シーズンを通した平均パット数で3位(1.773)につけるものの、前週は2Rが30、3Rが32とパット数がかさんだ。繊細な感覚の修正を急ぐ。

2017、19年の賞金女王が未勝利のままシーズン中盤戦を迎えている。「前半で2つぐらい勝てていたら良い状態だと思うけど、自分が良くても、相手に上回られたら仕方がない面はある。(勝利がないことは)想定していなかったわけじゃない」と現状を冷静に受け止める。昨季最終戦の「リコーカップ」に続く通算23勝目へ、いまは目前の一打一打を積み重ねる。(横浜市旭区/合田拓斗)

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