木戸愛が思い出す1年前の興奮 14年ぶり復活Vへ「リベンジしたい」
◇国内女子◇資生堂・JALレディスオープン 初日(2日)◇戸塚CC東C(神奈川)◇6487yd(パー72)
大会初日、木戸愛は早朝5時20分から会場で準備を進めていた。当初午前7時10分だった第1ラウンドのスタート時刻は悪天候で4回にわたり後ろ倒しされ、およそ7時間後の午後0時に競技中止が決定。「天気だけはコントロールできないので、また3日間しっかりベストを尽くして頑張りたい」と54ホールに短縮された戦いに向けて話した。
無我夢中だった1年前の光景はいまも鮮明だ。最高気温34.2℃を記録した大会最終日、1打差を追った最終18番。木戸の放ったバーディパットは12mのスライスラインを描き、カップに飛び込んだ。会場中の緊張が弾け、地鳴りのような歓声が響く。木戸は地面にひざをつき、何度も右手を握った。
「やっぱり、思い出しますね…。長いパットを沈めた時の興奮は覚えています」。永峰咲希との3ホールに及んだプレーオフに惜しくも敗れたが、「ポジティブなイメージ。今年、リベンジしたいなと思います」と前向きに臨んでいる。
6季ぶりにシード復帰した今季はここまで全16試合に出場。5月には3試合連続で予選落ちを喫したが、直近5試合でトップ5が2回と徐々に調子を上げている。「自分のゴルフがいい方向に向かっていると感じる。去年よりもいい状態」と着々と態勢を整えてきた。
プロ5年目の2012年「サマンサタバサレディース」以来のツアー2勝目へ。今週勝てばツアー史上最長ブランク優勝(13年348日)となる。初開催となる東コースは昨年より総距離が279yd短く、伸ばし合いは必至。「アグレッシブなプレーが必要になる。思い切り、攻めのゴルフができるように」と言い、横須賀にある実家近くの練習場へ向かった。(横浜市旭区/合田拓斗)