2026年 アース・モンダミンカップ

高橋彩華には総額4億円大会で勝ちたいワケがあって…「エビアン&全英」参戦を決断

2026年 アース・モンダミンカップ 2日目 高橋彩華
暫定6位に浮上した高橋彩華

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 2日目(26日)◇カメリアヒルズCC(千葉)◇6699yd(パー72)◇雨(観衆1657人)

大雨にも強風にも耐えに耐えた。16位から出た高橋彩華は15ホールを終えて2つ伸ばし、暫定首位に3打差の通算2アンダーと上位グループに加わって中断のホーンを聞いた。パットとアプローチで懸命にパーを拾いながら、ボギーなしの2バーディでラウンド。「調子がめちゃくちゃいいわけじゃなんですけど、耐えながら。結構、綱渡りな感じでした」。27歳には、この大会で何としても勝ちたいワケがある。

それは、ある決断をしたからだ。メジャー第4戦「アムンディ エビアン選手権」(7月9日開幕/フランス・エビアンリゾートGC)と第5戦「AIG女子オープン(全英女子)」(7月30日開幕/イングランド・ロイヤルリザム&セントアンズGC)への参戦を決めた。2週前にメルセデスランキング上位者により全英の出場権を得ていたが、過去2度の出場で1度も決勝に進めていないため出場するかどうかを悩んでいた。熟考の末に「権利があるんで出よう」と、主催者推薦のチャンスを得たエビアン選手権とメジャー2試合の欧州遠征プランを組んだ。

3週前に米カリフォルニア州で行われた「全米女子オープン」は予選落ちを喫し、「大赤字こいた」と1週間で約500万円を要した経費を嘆いていた高橋。それでも、帰国直後に出場した「宮里藍 サントリーレディス」で6位に入って賞金約580万円を獲得し「全米分は稼げたので」とニヤリ。その上で賞金総額4億円、優勝7200万円の男女を通じて国内ツアー最高額を誇る今大会に次なる照準を合わせている。今季すでに2勝を挙げている実力者は、「次のメジャーの分を稼いでおきたい」と目をぎらつかせた。(千葉県袖ケ浦市/中村文香)

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