パク・ヒョンギョン「私のショットはゴミです」 爆笑呼んだ日本語と裏腹の好発進
◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 初日(25日)◇カメリアヒルズCC(千葉)◇6699yd(パー72)◇雨(観衆1331人)
パク・ヒョンギョン(韓国)が一言を発すると、同組で回っていた菅沼菜々に「やばっ!」と爆笑された。知っている日本語を聞かれ、「私のショットはゴミです」と答えたからだ。
韓国語の日常会話で「最低」のニュアンスを表現する単語を直訳すると「ゴミ」となることから、覚えた日本語だそう。雨が降り続くタフなコンディションで18ホールを回っても、「菜々さんに“やばっ”て言われたりして。きょうは面白かったです」とスマイル。4バーディ、2ボギーにまとめて2アンダー「70」の6位で滑り出した。
韓国(KLPGA)ツアーで8勝を挙げた実績を持つ26歳は、「キューティ」と「ビューティフル」と掛け合わせた“キューティフル”を愛称に持つ。世界ランキングは80位。本大会は3月の「Vポイント×SMBCレディス」に続く日本ツアー参戦で、過去3度はすべてトップ15入りを果たしている。持ち味はショートゲームの精度の高さ。悪天候となったこの日は「ボギーを打たないこと」を心掛けてラウンドし、最終18番(パー5)では残り98ydの第3打をピンの「ちょっと右」2mにきっちりと寄せてバーディで締めた。
「オンニ」と慕う日本の先輩、鈴木愛との練習が好発進を引き寄せた。2人は2024年に初めてラウンドした時から親交があり、3週前の「全米女子オープン」も一緒に出ようと話していた間柄だ。母国の「韓国女子オープン」に備えて出場を断念したこともあり、3月以来の再会となって開幕前日には一緒にラウンド。「出られなくて残念だったね~」などと話しながら和気あいあいと回りつつ、17年大会覇者でもある鈴木から「ここにオーバーしたらダメだよ」などの助言をもらった。大会初出場のパクにとって、コース攻略の貴重なアドバイスになった。
「この大会で私が主人公になれたらいいと思う。ベストを尽くしてパフォーマンスしていきたい」。かねて将来的な日本ツアー参戦への意欲を口にしている“キューティフル”が、主役候補に名乗りを上げた。(千葉県袖ケ浦市/中村文香)