2026年 SkyRKBレディスクラシック

川崎春花「いえ~い!」と急浮上 「どよ~ん」なスイングでも今季ベスト「66」

2026年 SkyRKBレディスクラシック 2日目 川崎春花
川崎春花が9位に急浮上した

◇国内女子◇Sky RKBレディスクラシック 2日目(16日)◇福岡雷山ゴルフ倶楽部(福岡)◇6490yd(パー72)◇晴れ(観衆2824人)

快晴の福岡・糸島で、川崎が猛チャージを見せた。イーブンパー45位から早朝の第1組でスタートして、序盤から勢いに乗った。3番で4mのチャンスを流し込むと、8番では残り96ydを52度ウェッジでカット気味にコントロールしてカップに絡めるなどボギーなしで6バーディ。「66」は今季自己ベストスコアとなり、ホールアウト後に23歳は小さな声で「いえ~い!」と喜んだ。

大会前にはアクシデントがあった。開幕前日のプロアマ戦当日、肩こりなどから来るひどい頭痛に襲われた。朝起きた瞬間に「動けない、やばい」と思うほど。薬を飲んで何とかコースには到着したが、最終的には欠場を決断。同組で回る予定だったゲストに謝罪をして会場を後にした。本戦に向けたケアに努めたが、「体調管理不足です」と反省の言葉を口にする。ゲスト、そして代役出場してくれた後藤未有への申し訳なさを胸に刻みながら、今大会に全力を注ぐ。

2026年 SkyRKBレディスクラシック 2日目 川崎春花
「どよ~ん」なスイングでも今季ベスト「66」

今年でプロ5年目になった。国内メジャー「日本女子プロ選手権」を含めてツアー通算5勝を誇る実力者。しかし昨季は年間ポイントランク76位に沈んでシード権を失い、今季はQTランク15位の資格で臨んでいる。最後の優勝は24年8月の「CATレディース」。現在もスイングへの試行錯誤は続いている。

「動きのキレがなくなったというか。“とよ~ん”って感じなんですよね。全力で振っているのに、全然違うから…」

好調時のスイング動画と見比べるたびに、そう感じる。トップから切り返し、ダウンスイングまで一連の流れに調整を施す日々。この日も「良くない球も出ながら」と完璧ではなく、パー3の16番ではティショットを大きく右に曲げて粘ってパーセーブする場面もあった。「優勝とかスコアとかにはまだ目を向けられていない。だから、もう少し安心してショットを打てるようになれたらうれしい」が、いまの偽らざる本音である。

2026年 SkyRKBレディスクラシック 2日目 川崎春花
首位との4打差を追って最終日へ

一方、復活への道を着実に進んでいるのは間違いない。前週の国内メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 」では11位に入り、今大会もトップが見える位置で最終日を迎える。「予選通過かドキドキの場所だったんで。最終日はもう1回しっかりとスイングを修正して、ゴルフに集中できるようにしたい」。会場は最終日も晴れ予報。川崎が言う「どよ~ん」とした感覚も、晴れるだろうか。
(福岡県糸島市/中村文香)

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