竹田麗央（左）と山下美夢有。2人に絞られた女王争いの行方は

◇国内女子◇伊藤園レディスゴルフトーナメント 事前（4日）◇グレートアイランド倶楽部（千葉）◇6769yd（パー72）

メルセデスランキングで1位を走る竹田麗央が前週の日米共催「TOTOジャパンクラシック」で今季国内ツアー8勝目を飾った。大雨の影響で3日目の競技が中止されて54ホール短縮競技となったが、メルセデスランクのポイントは規定に則って4日間大会優勝分の300ptを加算。今季トータルで3504.30ptまで伸ばした。

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今季国内ツアーは残り3試合。8日（金）開幕の「伊藤園レディス」（千葉・グレートアイランドC）は優勝200ptの3日間大会で、「大王製紙エリエールレディス」（優勝300pt）、国内メジャー「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」（優勝400pt）と続く。ランク3位の岩井明愛（2358.06pt）は3連勝しても3258.06ptで竹田に届かないため、年間女王争いの行方は竹田と山下美夢有の上位2人に絞られた。

「日本女子オープン」最終日は同組でタイトルを争った

521.02pt差で追っていた2年連続の年間女王・山下はTOTOで4人が並ぶ12位タイでフィニッシュ。49.50ptを獲得して2732.78ptとなり、竹田との差は771.52ptに広がっている。

日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）によると、山下が伊藤園で優勝した場合は残り2戦に持ち越しとなる。伊藤園で竹田の初戴冠が決まる条件は以下の通り。

・山下が単独2位（120pt）→竹田が単独7位（50pt）以上
・山下が単独3位（90pt）→竹田が単独20位（20pt）以上
・山下が単独4位（70pt）以下