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大会初出場の17歳アマ吉崎マーナが暫定2位 テレビ観戦とジュニア大会を参考に

◇国内女子◇スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 初日(4日)◇東名CC(静岡)◇6590yd(パー72)◇雨時々曇り(観衆1238人)

渋野日向子が優勝した2021年大会を、中学2年生だった吉崎マーナはテレビで見ていた。プレーオフに進んだ渋野を含む4人の中に、当時高校3年生のアマチュアだった佐藤心結がいた。吉崎は「自分に置き換えて」戦いに見入った。

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沖縄カトリック高2年生になった吉崎はツアー7戦目で今大会は主催者推薦により初出場。開催コースの東名CCはジュニア大会で回ったことがある。「最終ホールでボギーを打っちゃって1打差で勝てなかった」という苦い思い出もあるが、ツアー用のセッティングで14ホールを消化し、4アンダーで初日を終えられたのは、3年前のテレビ観戦と実戦経験のおかげだ。

育ち盛りの17歳は、ここ数年で「30~40yd伸びた」という1Wの飛距離が約240yd。出だし10番(パー3)で181ydを5Wで2mに、11番(パー5)で残り118ydの3打目を4mにつけて2連続バーディで滑り出した。前週「日本女子オープン」は予選通過して56位。「ドライバーがあまり気持ちよく振り切れなかった」という反省もこの日につなげた。

2日目は、第1ラウンドの残り4ホールと、第2ラウンドの18ホールという長丁場になる。目標の予選通過を果たして「トップ10フィニッシュを狙いたい」という。できれば、3年前の佐藤のように「自分もあんな位置に入れたらいいな」と優勝争いに加わりたい。「あした以降も一打、一打に集中して悔いのないようにやれたら」と意気込んだ。(静岡県裾野市/石井操)

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