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前半“オールパー”からの2アンダー 原英莉花は連覇へ「石橋をたたきながら…」

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権 初日(26日)◇大利根CC 西コース(茨城)◇6845yd(パー72)◇晴れ(観衆4640人)

最終18番のパーパットは2m強。何とか沈め、原英莉花はほっと息を吐いた。「まあまあ、初日にしては良かった」とうなずく2アンダー「70」。いずれも史上4人目の大会連覇&3勝目へ5打差11位発進に及第点を付けた。

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「石橋をたたきながらだった」と表現する序盤。緊張感から、どこかフワフワしている状態を自覚してセーフティな戦いを心掛けたという。ピンを攻め込むよりも、基本的にはグリーンセンターに置くことを優先。ここ最近のラウンドで悩みの種だった“逆球”が出る場面も少なく、前半は9個のパーを並べた。

折り返して11番(パー5)で最初のバーディを奪取。「思ったよりもスピードが出ていなかった」というグリーンに対してラインと読みを試行錯誤しながらのラウンドでもあったが、続く12番(パー3)で6mほど残ったパーパットをねじ込めたことがうれしい。

唯一のボギーを喫した13番(パー5)の後に2バーディを追加。雨予報の2日目も、この日のように集中力をキープしたプレーを誓った。「狙いすぎてドツボにハマることは避けながら、自分のショットを信じてプレーしたい」。優勝への熱い思いを抱えつつ、あくまで冷静なマネジメントに徹する。(茨城県坂東市/亀山泰宏)

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