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パスパラムってどんな芝? 女子プロNO.1の選手に求める「対応力」

◇国内女子メジャー◇ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会 事前(4日)◇かねひで喜瀬CC(沖縄)◇6670yd(パー72)

女子プロNo.1決定戦である国内メジャー第2戦の舞台は、2001年に開場されたかねひで喜瀬CC。日本女子ゴルフ界の歴史をひも解くと、沖縄でメジャー大会が行われるのは今回は初めてのこと。男子ツアーでは2007年と17年に「日本プロ」を開催した実績があるコースだ。

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攻略に臨むうえで、注目はティイングエリア、フェアウェイ、グリーンに生えるパスパラムという芝種。今年1月から芝に関するアドバイザーとして日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)と契約を結ぶ明石良氏(宮崎大学理事・副学長)によると、今回の芝質は高麗芝やベント芝に比べて「厚みが違う」と話す。明石氏は国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」会場のフェニックスCC常務理事を務めるなど、芝管理の専門家としてツアーのアドバイザーに就任。雨と湿度が多くなると一気に成長し、本州で使用されることは「ほぼ無い」と話した。

今回コースセッティングを担当した通算8勝の山崎千佳代は「ちょっと浮いたり、葉と葉の間で沈む場合もある。そういったところの細かいジャッジを見間違えると、思った結果と変わってくる」と難しさを表現。また、「南国特有の茎の太さ、粘り気もあって、本土とは違うコース自体が持つ難しさと荒々しさを感じてもらいながら、対応力という点を選手らには頑張って欲しい」と開幕前日の公式会見で話した。

国内メジャーで3勝を含むツアー5勝の原英莉花も「“スパム”みたいな聞いたことのない芝で、転がりが速かったり、遅かったり。難しくて攻め甲斐があるコース」と評価する。雨が降ればスピン量も変わり、濡れた芝でスリップやフライヤーも警戒していかないといけない。原は「初めてのメジャーセッティングでのコースという意味では、みんな同じ状況でやる試合ではある。しっかり戦略を立ててプレーしたい」と闘志を燃やした。(沖縄県名護市/石井操)

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