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竹田麗央が狙う国内メジャー初タイトルと魅力の“特典”

◇国内女子メジャー◇ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会 事前(3日)◇かねひで喜瀬CC(沖縄)◇6670yd(パー72)

京都・城陽CC開催の2022年大会は川崎春花が、その翌年の長崎・パサージュ琴海アイランドGC開催の23年大会は神谷そらが制覇した。同じ2003年度生まれの2人の活躍を当時「すごい」と見ていた竹田麗央が今年は、有力な優勝候補として大会に臨む。

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竹田は前週「ゴルフ5レディス」で今季5勝目を挙げた。悪天候の影響で36ホールの短縮競技となったが、今季のトップ10はツアー最多の14試合(出場20試合)。確率にすれば実に70%という安定感だ。

まだツアー優勝経験のなかった1年前は「自分が優勝争いをするなんて思えなかった」というのが率直なところ。それが年間レース争いのメルセデスランキングでトップに立ち、「飛距離を生かしてアドバンテージを取れたら」と言えるまでになった。

国内メジャーに優勝すれば、メルセデスポイント400pt(通常の3日間大会は200pt、4日間大会は300pt)が与えられるほか、翌年から10年以内ならいつでも行使できる3年シードが手に入る。海外ツアー挑戦を考えれば、「日本に帰って来た時にシードがあれば挑戦しやすい」と魅力的だ。「メジャーなのでポイントは高いし、今後の試合を思えば大事だとは思うけど、あまり気負わずに」。平常心で初めての国内メジャータイトル獲得を目指す。(沖縄県名護市/石井操)

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