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連覇かかる菊地絵理香「変わっちゃったんだ」 11年ぶり地元開催もちょっとガッカリ

◇国内女子◇ニトリレディスゴルフトーナメント 事前(21日)◇桂GC (北海道)◇6651yd(パー72)

大会連覇をかけた舞台が、生まれ故郷の苫小牧に戻ってきた。頑張りたい気持ちはあるのに、菊地絵理香は「変わっちゃったんだ~」と肩を落とす。11年ぶりに本大会の会場になる桂GCは、昔からちょっと苦手意識がぬぐえない。

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小樽CCで行われた昨年大会は、申ジエ(韓国)、岩井明愛とのプレーオフを制して優勝。悪天候で3日間に短縮されるイレギュラーの日程を乗り越えて、地元の北海道で通算6勝目を飾った。小樽も得意ではなかったが、「なんとなくコツをつかんできたところで、コースが変わっちゃったので。どうしようかな」と苦笑した。

桂GCは2016年から22年まで「ニッポンハムレディスクラシック」(現ミネベアミツミレディス)でもプレーし、16年には自己ベストの2位で終えた。一方で「ティショットが構えづらい。もともとグリーンが締まって傾斜もあって難しい」と、直近の22年大会は予選落ち。「そのときよりは若干悪い意識は減っているけど、まだちょっとつかみきれないホールがある」と、前日のプロアマ戦も攻略法を模索しながら回った。

今季は5月までに3度のトップ10入りがあるが、ここ最近は目立った成績を残せていない。「練習場では良いけど、試合で意図していない球が出るとその1発で悩みが増える」という傾向も不安要素のひとつに挙げる。

「ここは向かいの練習場で練習させてもらっていたので、桂GCは縁がある。頑張りたい」と気持ちを奮い立たせる。通算6勝のうち、前回大会と22年「大東建託・いい部屋ネットレディス」(滝のカントリークラブ)と北海道で2勝を挙げている。「あまり得意じゃないけど、そういうコースで勝てると自信になる。あまり気張りすぎず、リラックスしてできたら」。苦手コースで地元での3勝目となれば、何よりも大きな財産となるはずだ。(北海道苫小牧市/谷口愛純)

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