竹田麗央は次戦「全英女子」へ

◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日(11日)◇軽井沢72G北コース（長野）◇6685yd（パー72）◇晴れ（観衆4000人）

次戦にメジャー最終戦「AIG女子オープン（全英女子）」(スコットランド・セントアンドリュースオールドコース)が控えるなか、メルセデスランキング1位の竹田麗央は通算7アンダー6位で大会を終えた。

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最終日は首位と7打差からスタートし、3バーディ、1ボギーの「70」でプレー。思うように伸ばせなかった内容に「あまりいいゴルフができなかった。練習します」と悔しがった。それでも、最終18番は135ydのセカンドショットをピンそばにつけてのバーディ締め。会場を沸かせた。

今年は9位と健闘した6月「全米女子オープン」をはじめ「全米女子プロ」、「エビアン選手権」とメジャー大会に臨んだ。そして、迎える最後の大舞台。男子メジャーでも幾度となく使用されているセントアンドリュースの攻略は、「映像を見る限り風も強そうだし、天候も日によって違いそう」と予習済みだ。

世界最古のゴルフ場として知られるセントアンドリュースといえば、ジャック・ニクラスやトム・ワトソンらがファンとの別れを惜しんだ18番フェアウェイにある「スウィルカン・ブリッジ」が有名。そんな名門コースに行くだけに「テレビでしか見たことないけど、橋で写真を撮りたいです」と心が躍る。

リンクス特有の風対策には、普段あまり投入していない2UTを持参するほか、「アプローチウェッジもバウンスの低いのも持って行こうと思っています。(地面の)硬さを見て決めたい」と柔軟に対応するつもりだ。「しっかり自分のゴルフができれば」と意気込んだ。(長野県軽井沢町／石井操)