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原英莉花「悔いの残らないように」 24ホールの長丁場を乗り越えて4打差

◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 2日目(10日)◇軽井沢72G北コース(長野)◇6685yd(パー72)◇晴れ(観衆3870人)

順延となった初日に6ホールを残し、この日24ホールの長丁場に臨んだ原英莉花。「第2ラウンドの後半からちょっと疲れが出た」と疲労をにじませたが、予選2日間を終えて首位と4打差の8アンダー3位と好位置につけた。

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2018年から出場を続けて今年で6度目になる。「ドツボにはまらなければ伸ばしていける、流れを持っていきやすいコースだと思うので、しっかり最初は“石橋を叩きながら”攻めて」という、コースを熟知したマネジメントも今週の好プレーを支えている。

午前10時30分に2打差の5位から出た第2ラウンド。前半6番でボギーが先行したが、8番(パー3)で8mのバーディパットを沈めて流れを変え、次の9番(パー5)の連続バーディにつなげた。「流れが良くなかったけど、8番のバーディパットがひと転がりで入ってくれたのが良かった」。後半11番から再び2連続で伸ばし、順位を上げた。

現在の世界ランキングは101位におり、米女子ツアーの最終予選会から参加できる75位以内(10月8日時点)に向けて少しでも上げておきたいところ。「私はやっぱりティショットが良くないと気持ち悪い。しっかり修正して、悔いの残らないプレーにしたい」と課題は明確だ。第2ラウンドでボギーを喫した6番は、1Wショットを右のフェアウェイバンカーに入れたもの。「左側が気になるホールが多くて、(6番も)ちょっと捕まえようとしたら振り遅れちゃった」と反省する。

次週はエントリーしていた国内の試合を取りやめ、罰金覚悟で米女子ツアー「ISPS Handa スコットランド女子オープン」に出場することを決めた。翌週のメジャー「AIG女子オープン(全英女子)」への参戦も目論み、「スコットランド」を終えた翌月曜の予選会出場も狙っていたが、「やっぱり厳しかった」という。世界ランクアップへの道筋を探りながら、出られる試合でベストを尽くしていく。(長野県軽井沢町/石井操)

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