ニュース

国内女子北海道meijiカップの最新ゴルフニュースをお届け

渋野日向子「何も良くなかった」 劇的イーグルフィニッシュも出遅れ

◇国内女子◇北海道meijiカップ 初日(2日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6568yd(パー72)◇曇り(観衆3462人)

この日、一番の大歓声が18番グリーンからわき起こった。5オーバーと下位に沈んでいた渋野日向子が、右ラフから51ydを58度のウェッジで直接カップに沈めるショットインイーグル。渋野は驚いたような表情から笑顔に変わり、それまでの重い空気を一掃するフィニッシュとなった。

<< 下に続く >>

17番までバーディを奪えず、5ボギーと低迷していたこともあったのだろう。渋野は派手なリアクションを見せることもなく、深々と2度、頭を下げた。「最後だけでしたね。全体的には、何も良くなかったです」。主催者推薦を受けてのスポット参戦となる、自身の国内ツアー今季初戦。日本のファンの前でプレーする数少ない機会だけに、1イーグル、5ボギーの内容に納得できるはずもない。3オーバー83位の出遅れに「気持ちの問題かなと思います」と力なく話した。

大声援を背にスタートしたものの、ショット、パットともに見せ場を作れない展開が続いた。出だしの1番では1打目を左ラフに入れ、グリーンを外しながらも2m強のパーパットを決めてボギーを回避。2番(パー3)、3番も“寄せワン”でパーを拾ったが、1打目を左の林に打ち込んだ5番でボギーが先行した。

初めてフェアウェイキープした8番で4m、9番(パー5)で2.5mのチャンスを外し、重い空気が包む流れのままハーフターン。10番でも3mを外してバーディを逃がすと、14番(パー3)からの3連続ボギーで大きく後退した。

1打目がラフに入り、グリーンを外す悪循環が続き、フェアウェイキープ率は43%(6/14)、パーオン率も50%(9/18)と低迷。「全体的に打ち切れていない」というパットにも課題を残した。「もうちょっと頑張らないと。フェアウェイキープができれば、もう少しグリーンを狙うショットが難しくならなくて済む。やっぱりそこかなと」

国内ツアーでは、9位で終えた2022年「樋口久子 三菱電機レディス」以来、決勝ラウンドに進めていない。久々となる日本で週末の争いに加わるためにも、最高の締めくくりをチャージへの布石としたい。(北海道北広島市/塚田達也)

関連リンク

2024年 北海道meijiカップ



あなたにおすすめ

特集SPECIAL

やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!
これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!