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ゴルフ歴31年で初めてボールに線を書いた 金田久美子が6位ターン

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープン 2日目(7日)◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫)◇6526yd(パー72)◇曇り時々晴れ(観衆4442人)

髪をがっちり染めた“元祖天才少女”は落ち着きがなかった。金田久美子は「久しぶりにギリギリで(予選を)通ってないんで」と照れる。34歳はマンデー予選会(主催者推薦選考会)から本戦出場。今季ツアー12戦目、首位と2打差の6位ターンは予選通過7試合目で最高の折り返しだ。

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2022年「樋口久子 三菱電機レディス」で「11年189日ぶり」のツアー史上最長ブランク優勝を決めた。昨季は7シーズンぶりに取り戻したシードをメルセデスランキング64位で失ったものの、今季は「開幕から調子は悪くなかったんです」という。

シーズンインに際し、31年のゴルフ歴で初めてボールにペンで線を引いた。「私はずっと、1mのパットだとすると、ボール1個分ぐらい左側に見えていた(視線がズレていた)んです」。昨季に眼科で検査するなど半年かけて原因を探ったが、よくわからない。

ボールの“線引き”は正確にターゲットに向くためだ。慣れないやり方のため、当初はアドレスやストロークで自分の感覚を信じて“保険”をかけていたが、それでは意味がない。最近やっと線に対してスクエアに立ち、素直にストロークできるようになってきた。

本大会は2013年に首位と1打差2位になった。優勝した森田理香子は通算10アンダーだった。昨年は岩井千怜が通算23アンダーで優勝と時代は変わった。「でも、グリーンが硬くなれば、そんなにスコアは出ないかなって」。残り2日、現在トップは通算7アンダー。チャンスで高確率にパットが決まれば、34歳の金田には粘りがいのある展開だ。(神戸市北区/加藤裕一)

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