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ネガティブ思考が「クリーン」に 藤田かれんが初の最終日最終組

◇国内女子◇リゾートトラストレディス 3日目(25日)◇関西ゴルフ倶楽部(兵庫)◇6545yd(パー72)◇晴れ(観衆3740人)

プロ3年目の藤田かれんが初めて最終日最終組に入った。1打差3位から出た3日目は1バーディ、ボギーなしの「71」でプレー。3月「アクサレディス」2日目以来、24ラウンドぶりのノーボギーを記録し、首位とは3打差の通算9アンダー3位。念願のツアー初優勝へ、チャンスのある位置でラスト18ホールを迎える。

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スコアを落としそうなピンチは前半からあった。ティショットでフェアウェイを捕らえた前半9番の2打目をグリーン左のラフに外したが、25ydのアプローチを2mにつけてパーセーブ。「自分の苦手なアプローチがちょっとずつ良くなっている。その分、あまり恐怖心を持たずにアプローチができてパーセーブにつながっている」と振り返った。

成績に関係なく組まれる予選ラウンドを除けば、金澤志奈小林光希と回ったこの日が自身初の最終組でのプレー。「朝のパターはフワフワした気持ちがあったけど、最終日じゃないし、緊張もなく自分に集中できた」。10番(パー5)は240ydから4Uで2オンに成功させ、4.5mから2パットで唯一のバーディを奪った。

自身の性格を“ネガティブ”と自認する。「自分に自信がないので、邪念が試合に入っちゃう。そこで(パットが)打てなくてショート、ショートが多かった。それが最近はクリーンに考えられている」とプレーに集中できている。初日に悩まされた右の股関節痛も、ケアの効果か問題はない。

「志奈さんのプレーを初めて目の前で見させてもらった。堅いゴルフをされていて、チャンスを入れられていた。あしたはもう少しラインを読めたら」と残り18ホールを見据えた。(兵庫県三木市/玉木充)

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