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原英莉花は今季初トップ10も「良かった…のかな」

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 最終日(5日)◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース◇6665yd(パー72)

原英莉花が今季日本ツアー出場8試合目で初のトップ10となる通算3アンダー7位で終えた。今週初めてのバーディ先行で始まり、2オンを狙った最終18番(パー5)は奥から寄せてのバーディ締め。「16、17、18としっかり難しいアプローチ、パットを決めきれて、とりあえずは良かった。良かった…のかな」。少しだけ歯切れの悪いコメントにはもどかしさもにじんだ。

「たぶん、私自身のゴルフはほとんど変わっていないんですよね」というのが満面の笑みとはいかない理由。「周りが伸びなかったから、そういう結果(トップ10)だったんですけど、(毎日)イーブンか、1アンダー2アンダーみたいな感じで…」。国内メジャーのハードセッティングとはいえ、4日間で一度もオーバーパーを打たなかったことより、突き抜けたスコアを出せないことが気になってしまう。

「そこはしっかり自分を見つめ直して、いいショットが出るように、自分の理想に近づけるように、ビッグスコアを出せるように」。求めてやまない爆発力を、この日同組だったアマチュアのリ・ヒョソン(韓国)に見せつけられたから刺激にもなる。

「しっかり振ってきますし、これだけ端に振ってあるピンでもラインを狙ってきて、難しいアプローチもパーセーブしていた。素晴らしいプレーで、最後イーグル締め。私も頑張りたいですね」と力を込めた。(茨城県つくばみらい市/亀山泰宏)

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