【スイング動画】菅沼菜々のドライバーショット
1億円突破で「桃鉄」が現実に 菅沼菜々は年間女王挑戦と“最下位”リベンジの誓い
今季8月「NEC軽井沢72」でツアー初優勝、10月「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」で2勝目を挙げた菅沼菜々は、2023年シーズンの獲得賞金が1億円を超えた(1億154万149円)。
年間レースは2022年からメルセデスランキングに一本化されたが、ツアープロとして1年間の“稼ぎ”が大事なことは変わらない。「1億円って、すごいじゃないですか。『桃鉄』の世界だから。それが現実になったのはすごくうれしい」。人気ゲームシリーズの「桃太郎電鉄」で例えて大台突破の喜びを語る。
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昨季は未勝利選手では最上位となるメルセデスランク8位と躍進。ただ、勝てそうで勝てないモヤモヤは募った。「何でこんなに勝てないんだろう…」。神谷そらとのプレーオフにもつれ、「人生で一番」の緊張を乗り越えてつかんだ初優勝後も「ナゾは解けないまま」と笑う。
充実のシーズンを終えてオフに入り、BSテレ東で28日の午後8時54分から放送される「お宝争奪!頂きゴルフ」の収録に参加。共演した2年連続年間女王の山下美夢有は、さらに上を目指す来季の戦いにおいて争っていきたい相手でもある。「複数回優勝、(国内)メジャー優勝、あとはホントに年間女王を目指して頑張りたい」と力を込めた。
最終戦の11月「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」は通算20オーバーと苦しみ、出場選手40人のうち40位に沈んだ。「とにかくパターが入らなかった」。37位だった前年に続いて高麗グリーンへの苦手意識を払しょくできなかった形だが、やられっぱなしで終わるつもりもない。「来年は20位以内には上がりたい」。最後の最後で味わった悔しさが、冬の間に進化するための原動力となってくれるはずだ。
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