宋佳銀がトップ通過 2位小倉彩愛 3位に河本結、脇元華ら/女子最終QT
アン・シネ「きょう一日が1週間に感じました」 バーディなしの“75”
◇国内女子◇QTファイナルステージ 最終日(1日)◇葛城GC宇刈コース(静岡)◇6421yd(パー72)◇曇りのち晴れ
通算5アンダー4位からのスタートは、来季ツアー前半戦フル参戦可能な35位前後までのフィニッシュに何の問題もないと思われた。しかし、1番(パー5)で、3Wの2打目を右林の木に当てて、ボギー発進。アン・シネ(韓国)は「あんなに前が広いのに…」と振り返った。
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スタート前の朝食まではいつも通りの自分だった。「でも、きょう一日頑張ったら、夢に見たレギュラーツアーに出られると思ったら、すごく緊張してきて」。6番、9番もボギー。「このままじゃダメ」と気合を入れて、パーでしのぎ続けた結果の「75」。最後までバーディは来なかった。
「きょう一日が1週間に感じました」とため息まじりにこぼした。それでも、通算2アンダー、3人の15位タイ。最終日のスコアが最も悪く、カウントバックでQTランクは17位なら十分だ。
日本参戦3年目、21試合に出場して賞金ランク105位に終わった2019年以来5年ぶりの日本ツアー参戦が実現する。「今は優勝したような気持ち。まだスケジュールは全然決まってませんが、もう一度、日本で戦いたくて挑戦しました」。韓国ツアーとの兼ね合いにもなるが、出ようと思えば来季ツアー前半戦(今季は16戦)でフル参戦できる。
沖縄・琉球GC開催の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」には「沖縄に出たい気持ちは120%!」。2017年の日本ツアーデビュー戦「ワールドレディス サロンパスカップ」にも「思い出があって、出たいです」。この日はボディフィットの黒いウェアでプレーした“セクシークイーン”が満を持して2024年を迎える。(静岡県袋井市/加藤裕一)
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