「大王製紙エリエールレディス」テレビ放送予定
2023年 大王製紙エリエールレディスオープン
期間:11/16〜11/19 場所:エリエールGC松山(愛媛)
今シーズン最後の国内試合に臨む西郷真央 米挑戦へ準備も着々
◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 事前(15日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6575yd(パー71)
千葉で開催された前週の「伊藤園レディス」で今季初優勝を遂げた西郷真央は、晴れやかな表情で今週の舞台に乗り込んできた。1年半ぶりにつかんだタイトル。周囲から祝福の言葉が届き、「良い気持ちで今週を迎えられている。変に崩れたりとかもなく、いい流れで今週も臨めると思います」と力を込める。
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西郷にとって、今大会はシーズン最後の国内での試合になる。来週は来季の米ツアー出場権をかけた最終予選会「Qシリーズ」(30日開幕/アラバマ州マグノリアグローブGC)に臨むため渡米する。「ことしはショートゲームを特に意識しながらやってきたので、そこは変わらずに。6日間連続(ラウンド)は初めての感覚なので、体力をどれだけしっかり保てるかが大事になってくる。練習量も気にしながらやりたい」と引き締まった顔で、海の向こうでの戦いを見据えた。
準備も徐々に進んでいる。「そんなに特徴が無いコースとは聞いて。自分も調べた限りは伸ばし合いになるのかなって。しっかりついていきたい」。キャディは日本から帯同してもらい、スーツケースには米も詰め込む予定だ。「お米を食べないとエネルギーが出ない。先週の副賞(長南産コシヒカリ10俵)はまだ届いていないです」と笑う。
「国内では一年の締めくくりの試合になる。しっかり気を引き締めて上位で終わりたい。昨年は予選落ち(イーブンパー53位)をしているし、ことしはしっかり予選通過するように頑張りたい」。2020年大会もカットラインに1打及ばず56位で予選落ちしているが、21年大会は12位フィニッシュ。追い風をしっかり感じながらラストゲームに臨む。(松山市/石井操)