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「幸せへの過程が見える」 上田桃子が盟友の“引き際”に涙

◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 事前(18日)◇マスターズGC(兵庫)◇6495yd(パー72)

盟友の“引き際”に、上田桃子が涙を流した。1歳上の宮里藍の国内最後の試合になった2017年「サントリーレディス」でも予選同組だったが、今週は2歳下のイ・ボミ(韓国)のラストマッチ。「もう泣いちゃったけど、泣いちゃわないか心配。でも、ボミの引退試合。私が感情的にならないように、邪魔をしないようにっていうのはすごくある」と思いを巡らせた。

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ボミが初めて出場した2011年「ダイキンオーキッドレディス」の第2ラウンドでも上田は同組で回った。2人が同組になって回ったラウンド数は43にわたる。「優勝争いをよくしていたのもあって、初日からペアリングが一緒になることが多かった。同じドローヒッターだからか、好きなコースが一緒な気もする」という。

「年下も、年上も、年齢に関係なく辞めていく選手がいるのは寂しいこと。でもケガで離れるとかではないから、幸せになっていく過程が見える引退。本人はしんどい部分もあったと思うけど、そういう悲しい辞め方ではないから羨ましさもある」

2015年から2年連続賞金女王に輝き、時代を築いた功労者とプレーできることに「最後を一緒に回れるのはすごく光栄だなって。回れたらいいなとは思っていたけど、すごくうれしい」とはにかんだ。

宮里のときは初日を終えて感情を抑えられずにいたが、「サクちゃん(小祝さくら)も仲いいし、3人でしっかり予選を通れれば。スポーツって見えない力がすごくあると思う。感傷的になるのではなく、人間の底力じゃないけどそういうのが見られればいいな」。選手だけでなく、ギャラリーも含めた相乗効果に期待を寄せた。

また、ボミとは別に今週は上田の所属先「ZOZO」が冠になる米男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」が千葉・アコーディア・ゴルフ習志野CCで行われるとあって、刺激をもらってきた。

ミンウ・リー(オーストラリア)が好きで。あとリッキー・ファウラーや松山(英樹)くんのウェッジの柔らかさとか、フェース面のコントロールとかを見てきょうのプロアマで試してたら先生から怒られたけど(笑)。 自分もこのコースは好きなので頑張りたい。調子はちょっとずつ上がってきている」と闘志を燃やした。(兵庫県三木市/石井操)

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