神谷そらと飛ばし屋競演 馬場咲希「ガンガン狙っていけるメンタルに」
2023年 住友生命Vitalityレディス 東海クラシック
期間:09/15〜09/17 場所:新南愛知CC美浜コース(愛知)
「上位に」アマチュア馬場咲希はプロテスト控え最後のツアー出場
◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 事前情報(14日)◇新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知)◇6534yd(パー72)
アマチュアの馬場咲希(東京・代々木高)は“プロ目線”で上位フィニッシュを目指す。コースに練習で訪れて「まず予選通過をして、上位に食い込めるようにしたい」と抱負を口にした。
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昨年大会は、日本勢として服部道子以来37年ぶりの優勝を飾った8月「全米女子アマ」後の凱旋試合だった。当時はまだツアー出場3戦目。「ギャラリーさんが多くて、周りのプロを見て…。『ああ、こんな感じなんだ』と、ゴルフをするというより、楽しさを感じていました」と“お客様気分”だった1年前を振り返った。
ことしは違う。最終プロテスト(10月31日―11月3日/岡山・JFE瀬戸内海GC)を前にした最後のツアー出場になる。8月「ニトリレディス」後に当地で5ラウンド消化するなど、大きな目標に向けた流れの中で迎える今週は「プロテストに合格したら、自分はここでプレーするんだということを意識してやりたいです」。1年前は「全米女子アマ」を含めた強行日程で疲労困憊、持ち前の飛距離も落ちていた。体重は現在、当時から8キロ増。「調子も戻ってきています」と自信を見せた。
今大会は2日目の競技終了後に「朝日インテック ドライビング女王コンテスト」が行われる。国内女子ツアーで年に1度のイベント。昨年は出なかったが、今回は大会サイドのオファーを受けて出場を決めた。「ドラコン用のクラブとか使ってもいいらしいですね。ちょっと考えます」。サービス精神もプロには必要。1年間の成長を見せる1週間になる。(愛知県美浜町/加藤裕一)