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「もうちょっと伸ばせた」 山下美夢有は悔しい復帰戦

◇国内女子◇ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント 最終日(3日)◇GOLF5カントリー美唄コース(北海道)◇6472yd(パー72)◇晴れ(観衆2512人)

首位と4打差の7位で最終日を迎えた山下美夢有は5バーディ、ノーボギーの「67」でプレー。17、18番は連続バーディで締め、クラブハウスリーダーとして最終組を見守ったが、通算9アンダーで並んでいた櫻井心那が18番でバーディを奪い、勝負が決した。

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「出だしからあまりパターが入っていなくて、ショットも左右にぶれていたので、もうちょっと伸ばせたなという気持ち」と悔しさをにじませながら振り返ったが、「それでも、きょうは伸ばせたので良かった」と収穫もある。

今週は、2週前「CAT Ladies」最終日に体調不良で棄権して以来の復帰戦だったが、「ショートゲームがあまり良くなかったので、しっかり修正したい」と課題は明確だ。

「いつも通りのプレーで、上位で戦えるように」と次週のメジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」(9月7日~/長崎・パサージュ琴海アイランドGC)を見据えた。

櫻井、鈴木愛とともに最終組でプレーした小祝さくらは5バーディ、1ダブルボギーの「69」で、通算9アンダーの2位で終えた。

最終的に優勝した櫻井と1打差だったからこそ、2打目で池に入れてしまった9番のダブルボギーが悔やまれる。「ミスショットで左に出てしまった」。首位で並んで迎えた最終18番でも、10mのバーディパットを沈められず。

「ラインを読み切れず、最初の時点でフックしちゃった。打ってすぐ『あー』という感じ」と肩を落とした。

ツアー9勝を誇る小祝だが、メジャー大会は未制覇。「気を引きしめて、また頑張りたい」と次週のビッグタイトル獲得に向けて気持ちを切り替えた。(北海道美唄市/内山孝志朗)

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