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東大阪市出身初のツアー優勝へ 仁井優花ベストスコア「66」

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 3日目(24日)◇カメリアヒルズCC(千葉)◇6650yd(パー72)

プロ2年目の仁井優花が1イーグル6バーディ、2ボギーの自己ベスト「66」でプレー。通算9アンダー4位で最終日を迎える。

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「きょうは集中できていた。スコアを気にせずにプレーできた。ティショットがラフに入ったこともあったが、リカバリーできた」と振り返った。

前半7番は右ラフ83ydから58度で放り込むイーグル。8番パー5は53ydから58度で手前1mにつけてバーディを奪った。

この日のパット数は25。グリーン上の安定感を支えたのが、今週から導入する練習器具、ヤマニゴルフの「カップインゲートミラー」だ。

「右に出す癖があったので、出球が結構右にでていた。原因は目線だと思うんですが、カップを見過ぎて右に押し出してしまう」。狭いゲートの間にボールを通すことで目線やフェースの向きを最終チェック。好スコアにつなげた。

生まれも育ちも東大阪市。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)によると、ツアー初優勝となれば、同市出身では初となる。プロテスト合格後には東大阪市長を表敬訪問した。近隣の寝屋川市出身で1学年上の山下美夢有は大ブレークしており、東大阪市の“期待の星”も頑張りたい。

頂点へ1打差を追いかけるが「順位、スコアをあまり考えずにやりたい」。最終日は稲見萌寧岩井千怜と同組で午前10時にアウトコースからスタートする。(千葉県袖ケ浦市/玉木充)

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