「宮里藍サントリーレディス」3日目スコア
2023年 宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント
期間:06/08〜06/11 場所:六甲国際GC(兵庫)
ツアー記録まで5打 岩井千怜は自身初の完全Vなるか
◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 3日目(10日)◇六甲国際GC(兵庫県)◇6513yd(パー72)◇曇り(観衆4696人)
岩井千怜が7バーディ、2ボギー「67」で回り、通算19アンダーで単独首位を守った。「これが今の全力のスコア。これ以上はないと思います」という納得のプレー。3日目を終えた時点で大会最多アンダーパー記録(17アンダー)を上回り、72ホールのツアー最少ストローク「264」(24アンダー)の更新も見えてきた。
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第2ラウンドを終えてボギーなしの14アンダーをマークし、この日も前半で5つ伸ばして一時は2位に7打差をつけた。前半2番で2m弱につけてバーディを先行させると、4番(パー5)、4mを決めた6番(パー3)、さらに8番からの連続バーディで通算19アンダー。14番までに7ストローク伸ばして後続を引き離したが、16番(パー3)で今週はじめてのボギーが来た。
「少し飛ばそうという意識で打ったのが、力んでしまった」とグリーン左のバンカーに入れて一つ後退。最終18番もティショットを左に曲げてボギーとしたが、「ボギーが来ても獲り返せばいい、次に獲ろうという活力になるから、悪いボギーはない」とすぐに切り替えた。
5打差2位には今季3勝の山下美夢有、申ジエ(韓国)、脇元華が並ぶ。「ゴルフは何があるかわからないので、あしたも今日と変わらずアンダーを出せるように頑張りたい」。気持ちを緩ませることなく、初日から首位を守り切る自身初の完全優勝に挑む。(神戸市北区/谷口愛純)
・国内女子ツアー 72ホール最少ストローク(パー72)
「264」(24アンダー)
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