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桑木志帆は自己ベスト3位「球筋変えて回りやすくなった」

◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 最終日(21日)◇中京GC 石野コース (愛知)◇6573yd(パー71)◇晴れ(観衆5902人)

6アンダー9位から出た桑木志帆は5バーディ、2ボギーの「68」でプレー。通算9アンダーで自己ベストとなる3位でフィニッシュした。

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2021年のプロテストに合格して今年で3年目。「あっという間の4日間でした。今回は目の前の一打に集中して、上がってみたら60台。結果があとからついてきた感じ」と喜んだ。

昨年はメルセデスランキングを51位で終え、フルシード獲得まであと一歩(50位以内)だった。オフはスイングのデータや動画をチェックし、球筋をドローからストレートに近いフェードに変えた。

「去年まではドローが強すぎて。止まらないのもあったし、メチャクチャ右を向かないといけなかったことも。球筋を変えて回りやすくなりました」。ドローの幅を小さくしようとしたことがフェードへと変えるきっかけだったが、大きなミスが出ないほどに修正は出来ているという。

今大会の開幕前の座談会では元世界ランキング1位の宮里藍さんに「感情的になってしまうのでどうすればいいですかって聞いて。今回は穏やかに回れたけど、『感情を行動に変えるように』と言われて、ジャンプをしたり、飲み物を飲んだりすることを教えてもらいました」。ツアーを戦い抜く知識も少しずつ増えてきた。

トップとは9打差も「すごく自信になりました。初優勝はしたい。周りがどんどん活躍しているので。焦らないでいいよとも言われているけど」。活躍を見せる岩井千怜岩井明愛ら同世代からも刺激を受けている。(愛知県豊田市/石井操)

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