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鈴木愛 2位にも「パターがへったくそだな」と自虐節

◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 3日目(20日)◇中京GC 石野コース (愛知)◇6573yd(パー71)◇晴れ(観衆5252人)

鈴木愛は取材が始まるや「パターがへったくそだなー」と嘆いた。上がり2ホールの17番、18番で2mのバーディパットを外した末の「66」に悔しさが募った。

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出だし1番では6mを入れてバーディが先行したが、それも「結構下りで、同組の蛭田(みな美)さんの下りパットを見て全然行ってなかったからちょっとオーバーに打とうと思ったらメッチャ強くて。キャディさんに『タッチ分からんわ!』って」と笑って振り返った。

大雨だった前日2日目はグリーンスピードがスティンプメーターで11.25フィートで、晴れたこの日は10.75フィート。遅くなったグリーンにパットの名手は苦しんだ。「明日はあまり自分にプレッシャーをかけることなく、サラッと回りたい。そこそこのゴルフが出来れば優勝争いは出来ると思う。あとはパッティングをどれくらい決められるかだと思う」

優勝した2016年大会と今大会を比較して「グリーンのスピードもあまり出ていないので当時の印象とはだいぶ違う」という。ただ、自分も7年前から変わった。練習の虫がラウンド後の調整を控え、早めに帰る。「昨日も土砂降りだったので練習しようかなと思っていたけど結局やらないで帰った」。体力温存のおかげで「今日はスイングのキレもすごかった」と意気揚々と話す。

不満ばかりのようで、及第点もある。4月「ヤマハレディースオープン」は、首位発進から3日目に「75」と崩れた。「最近は4日間大会だと絶対に3日目のスコアが悪かった」。鬼門だったムービングデーで伸ばせた事実は素直にうれしい。

首位と2打差の最終日。「あまり考えすぎずに今日も“即帰り”しようかな。明日も暑いと思うし、まずは4日間持つ体力が必要。調子もいいし、なるべく早く切り上げて…パットの練習?しません」。直近の優勝は2021年「資生堂レディス」だが、36ホールの短縮競技だった。19年「ニトリレディス」以来4年ぶりの4日間72ホール競技優勝へ。ツアー通算17勝の実力者が堂々たる復活劇を目指す。(愛知県豊田市/石井操)

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