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混戦から抜け出す「69」 吉田優利が意識するパットの“三要素”

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 2日目(5日)◇茨城GC西コース◇6780yd(パー72)

午前7時30分にスタートした吉田優利は5バーディ、2ボギーの「69」で回り、ホールアウト時点では首位に立つ通算4アンダーで予選ラウンドを終えた。「きのうと同じぐらい良かった」と振り返り、今年一番と評した初日に並ぶ好調なプレーを継続。前半組でアンダーパーをマークしたのは、「71」で終えた森田遥と吉田のみだった。

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出だし10番からピン左3mのバーディパットを沈めて滑り出すと、1打目を右に曲げた12番(パー5)でも約3mを入れてパー。15番(パー3)ではバーディパットを「打ちすぎた」とオーバーさせて2m弱のパーパットを残したが、これも決めて耐え抜いた。

好調なパットについて「ライン読み、回転、スピード」の“三要素”をカギに挙げる。「このどれかが1つ合わないことが多かったけど、それが打てていた。気持ちよく打てるかがポイント。自分の生命線とも言える部分」と説明する。パッティングで作った流れが後押しするように、17番(パー5)は92ydの3打目を58度のウェッジでピン右手前1.2mにつけてバーディ。さらに18番で5m強、1番で2.5mを沈めて3連続とし、停滞が続く首位争いから一歩抜け出した。

「アマチュアの時は結構パットが入っていた」という吉田は、当時の動画を見てイメージを練ることも少なくない。「その時に明らかに近づいている感覚がある」と、ラウンドを重ねるごとに自信を深めつつある。

2020-21年シーズンの平均パット数は全体7位(28.9759)、22年は10位(28.8871)を記録してきたパット巧者。未勝利で終えた昨季は2位が5回と惜敗が続き、涙を流す場面もあった。「やっぱりパッティングは好き。そこにしっかり自信を持って緩まないで打てるように、明日以降も修正したい」。一番の武器にしっかりと磨きをかけて、待望の2年ぶりタイトルをメジャー初制覇で飾れるか。 (茨城県つくばみらい市/石井操)

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