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竹田麗央は史上初“バースデー初優勝”なるか

◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 2日目(31日)◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6480yd(パー72)

女子プロゴルファーの母からは、「初めてのコースだから欲張りすぎず」と言われてきたが、ちょうど最終日と重なる誕生日はやっぱり意識してしまう。4月2日の20歳の誕生日を前に、竹田麗央(りお)が5アンダー8位で決勝進出を決めた。

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「誕生日にゴルフは絶対にしたいと思っていたので、予選通過はうれしいです」とほっとした笑顔を見せた。母は女子プロの平瀬哲子(さとこ)で、2度の賞金女王に輝いた平瀬真由美を叔母に持つ。自身、プロテストには2021年に合格した。昨年は3度のトップ10入りでメルセデスランクは58位で終え、今年はQTランキング22位の資格で出場している。

3アンダーから出た2日目は、3パットをたたくなどスタート5ホールで3ボギー。「まずは(この日)ゼロに戻すことを考えていた」と、15番でひとつ獲り返すと17番からの連続バーディでパープレーに引き戻し、後半で2つ伸ばして「70」でプレーを終えた。

誕生日の優勝は19年の申ジエ(フジサンケイレディス)以来10人目で、初優勝となれば国内女子ツアーでは史上初となる。

節目の20歳と言われても「お酒が飲める…?」とピンとこないが、叔母の初優勝は1989年「ミヤギテレビ杯女子オープン」で19歳だった。「最後に笑って終わるのも、負けて終わるのも自分次第。頑張りたい」。トップの鈴木愛とは5打差。週末を見据えて意気込んだ。(静岡県袋井市/谷口愛純)

<誕生日当日の優勝者>
谷福美 1987年「伊藤園レディス」
安井純子 1999年「住友VISA太平洋クラブ」
不動裕理 2001年「富士通レディース」
上田桃子 2008年「We Love KOBE サントリーレディス」
全美貞 2009年「IDC大塚家具レディス」
有村智恵 2009年「大王製紙エリエールレディス」
フォン・シャンシャン 2012年「meijiカップ」
イ・ボミ 2016年「CAT Ladies」
申ジエ 2019年「フジサンケイレディスクラシック」

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2023年 ヤマハレディースオープン葛城



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