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史上8人目のアマVへ 馬場咲希12ラウンドぶりノーボギー

◇国内女子◇Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント 初日(17日)◇鹿児島高牧CC(鹿児島)◇6419yd(パー72)

アマチュア馬場咲希(東京・代々木高)が6バーディ「66」でプレー。トップと1打差の4位と好発進した。

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国内女子ツアーでは昨年10月「富士通レディース」初日以来、12ラウンドぶりのノーボギーに「前半がすごくいいリズムでラウンドできた。後半は思っていたより我慢だった」と笑顔を見せた。

出だし1番パー5で2オン2パットのバーディ発進。続く2番は95ydから50度で1mにつけて連続バーディを奪った。7番からも3連続バーディとキャディを務めた父・哲也さんとともにスコアを伸ばした。

先輩からのアドバイスも実行した。ジャパンゴルフフェア(11日、横浜市)では元世界ランキング1位の宮里藍さんと契約先のブリヂストンゴルフのトークショーに参加した。

「『振って頑張って』と言われたので、今回頑張って振ろうと。すごくやさしいし、藍さんはめちゃかっこいい」。自身は宮里さんの所属先でもあるサントリーとサポート契約と縁も多い。

この日は、2020-21年シーズンの賞金女王・稲見萌寧と同組でプレー。後半に4連続バーディを奪って首位タイ発進した“プロ”の技を目の当たりにした。

「後半の伸ばし方がすごく勉強になった。私は後半伸ばせなかった。伸ばすんだろうなと思っていたが、それを上回るぐらいすごいゴルフをみせてもらった。あしたも稲見さんみたいなプレーができるようにしたい」

アマチュアのツアー優勝となれば2019年の古江彩佳以来、8人目。宮里さんも2003年に達成しているだけにここでも先輩に続きたい。(鹿児島県姶良市/玉木充)

【アマチュアのツアー優勝】
1973年「トヨトミレディス」 清元登子
2003年「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」 宮里藍
2012年「サントリーレディス」 キム・ヒョージュ
2014年「KKT杯バンテリンレディス」 勝みなみ
2016年「日本女子オープン」 畑岡奈紗
2018年「センチュリー21レディス」 K.ギルマン
2019年「富士通レディース」 古江彩佳

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