イ・ボミ 単独インタビュー 「引退後も日本ツアーと関わりたい」
イ・ボミが今季限りで引退 10月に最終戦 2年連続賞金女王
女子プロゴルファーのイ・ボミ(韓国)が2023年シーズン限りで日本ツアーの現役を引退することが分かった。所属事務所が27日、発表した。10月「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」(兵庫・マスターズGC) が最終試合となる。
イ・ボミは「私は今年、日本ツアー最後のシーズンを過ごそうとしています。JLPGAに初めて挑戦して13年目、とても長い時間だったと思うし誰よりも楽しく幸せにツアー生活を送りました。引退を決めるまで本当にたくさん悩みました。今シーズンも幸せに日本ツアーに集中して最善を尽くす姿をお見せします」とのコメントを出した。
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3月2日(木)からのシーズン開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球GC)に主催者推薦で出場。「アクサレディス」(3月24日~、宮崎・UMKCC)、「アース・モンダミンカップ」(6月22日~、千葉・カメリアヒルズCC)にも参戦する。
1988年8月21日生まれの34歳。2007年にプロ転向し、10年に韓国ツアーで賞金女王になって翌11年から日本ツアーに参戦した。12年「ヨコハマタイヤPRGRレディス」で初優勝。13年に2勝、14年は3勝と勝利を積み重ね、15年に年間7勝を挙げてツアー史上最高賞金額(当時)の2億3049万7057円を稼ぎ、賞金女王に輝いた。翌16年も5勝して2年連続でトップの座を射止めた。
韓国での愛称「スマイルキャンディ」の名の通り、愛らしい笑顔でファンを魅了し、女子ゴルフ界をけん引してきた。17年「CAT Ladies」で通算21勝目(うちメジャー2勝)を挙げたが、その後はショットの不振にあえぎ、18年に日本ツアー参戦から保持してきたシードを喪失した。昨季は14試合に出場し、10月「富士通レディース」の9位が最高成績だった。