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青木瀬令奈がリシャール・ミル所属に“昇格” 腕時計の価格は1000万円以上

女子プロゴルファーの青木瀬令奈が22日、都内で行われたスイスの高級腕時計ブランド「リシャール・ミル ジャパン」の契約発表会に出席。年明けに自身のSNSで報告していた所属契約への喜びを改めて語るとともに、契約に至った経緯を説明した。

同社とは2018年にスポンサー契約を結び、アンバサダーを務めてきた間柄。「昨年10月頃より他社からの契約案件が舞い込んで。まずは既存の契約してくださっているスポンサーさんに確認してから」と同社に相談したところ、所属への“昇格”に至ったという。「所属になるということで気持ち新たに。周囲から『すごい』と言われる企業さんなので、恥じないように責任感をもって活躍しないと、という気持ちを大事に」と言葉に力をこめた。

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右腕に着用する時計の価格は税別1397万円。所属となることでモデル自体に変更はないが、カラーは赤色に変わった。「たまたまだけど、今年のラッキーカラーは赤。重さも付け心地も変わらないのは競技者としてはありがたい」と、誇らしげに笑顔を浮かべた。

このオフはハワイで合宿を行い、青木と同じく同社契約の成田美寿々、男子プロゴルファーの宮里優作とともに体作りに励んだ。153センチの身長から生み出すショットは「これ以上、効率よく飛ばせないところまで数値が出てしまった」ことで今後の方針を検討。「振り感や飛距離を、さらに伸ばして安定性を高めるにはどうしたらいいだろう? と考えて、今までとは違うやり方でトレーニングをしよう、となった」と綿密なデータ分析に踏み込んだという。

調べを進めていくと、「スイングで横の動きをしているのかと思ったら、意外と踏み込めているタイプ」であることが判明した。ジャンプやスクワットにより足腰をさらに強化させることで、「同じ感覚でも出力が出るのでは」という推測のもとにトレーニングを続けている。来季の目標は「まずは1勝」。そこからシーズン複数回優勝を目指す。

3年にわたって務めたプレーヤーズ委員長の役職を木村彩子に託し、来季は副委員長としてサポートに回る。まずは3月2日開幕の「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球GC)に向け、「まだまだ修正したい部分はあるけど、1戦目から戦えるように準備してきたので、そこをしっかり発揮できるように。開幕に向けて楽しみしかない。早くリシャール・ミル ジャパン所属として、毎試合戦っていきたいなという思いです」と士気を高めた。(編集部・石井操)

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