植竹希望 <プロフィール>
“有言実行”の植竹希望 「5勝して海外にもチャレンジ」
レギュラーツアー1勝の植竹希望が22日、「Abe BMW FRIENDS」としてスポンサー契約を結ぶ株式会社 ABE MOTORS(本社・東京都港区)の都内イベントに出席。マシンを使用した1対1のパッティング対決やプレゼント抽選会を行い、ファンとの交流を楽しんだ。
勝みなみらと同じ1998年生まれで“黄金世代”の24歳は昨季、初シードを獲得してフル参戦を果たした。4月「KKT杯バンテリンレディス」でツアー初優勝を挙げ、出場34試合でトップ10入り6回をマークしてメルセデスランキング22位で終えた。
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シーズン序盤に初Vをつかんだ一方で、7月「大東建託・いい部屋ネットレディス」では左手首の筋断裂で途中棄権。その後は2戦連続で試合を欠場するなど、後半戦はけがに悩まされた。「2勝目を挙げたいという気持ちが強かったけど、気持ちに身体が追いついてなかった。自己管理の面で損してしまった一年」と反省が口をついたが、その分得られたものも大きいという。
「初めて一年間通しで出た年で、人間なので失敗したりやってみないと分からない。足りない部分が明確になった」と、今オフは主にウェイトトレーニングを行い身体面の強化を目指しながらスイング改良にも取り組んでいる。
「筋トレはうまくいっているので、スイングの方がもう少し落ち着いてきてくれたら。まだ違和感を持ちながら振っている時もあるので、もう少し反復練習も必要。開幕までに間に合ってくれたら」
「ダイキンオーキッドレディス」(3月2日~/沖縄・琉球GC)から始まる新シーズンを見据え、2月には宮崎と沖縄で合宿を張る予定。目標は「5勝。その内(国内)メジャーで1勝して、海外メジャーにも出たい」と掲げた。
「普段はガツガツ攻めるゴルフはしないけど、あの時(初優勝)だけは“無”になってガツガツ行けていたので、そういうゴルフを今後極めていきたい。昨年は目標として1勝を公言していたけど本当に1勝で終わってしまった。これまでは有言実行を少しずつできてきているので、今年は5勝して海外にもチャレンジしていきたい」と意気込んだ。(編集部・内山孝志朗)