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金田久美子 9年ぶり出場で頭によぎった「一番きつかった」あの日

◇国内女子メジャー◇JLPGAツアー選手権リコーカップ 初日(24日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6487yd(パー72)

11年ぶりの優勝を遂げて手に入れた最終戦出場には格別な思いがある。10月「樋口久子 三菱電機レディス」を制した金田久美子が本大会に9年ぶりに出場した。スタート前は英語でのアナウンスも添えられ「特別感があって格好いいな」と笑いつつ、緊張なくティオフしたという。

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「ここに戻ってこられて良かったです」と安どの気持ちとともに、頭によぎるのは「5、6年前」の出来事だ。翌シーズンのシード権を逃し、予選会(QT)への挑戦を控えていた金田は、当時師事していた南秀樹コーチの来場に合わせてコースに入った。「私はQTまで1週間あったから宮崎合宿じゃないけど、習うためにこの会場に来ていた」。

その年に活躍した選手しか出られない試合。自分は来年の心配をしなければならなかった身。「一番きつい時に来ていた。みじめな気持ちで会場に来て、宮崎合宿をしていたなって。(前回出場した)9年前よりもそのことが一番に頭によぎった」と振り返った。抱いた悔しさは計り知れない。

努力が実を結んで立った舞台では3バーディ、1ボギーの「70」でプレーし、2アンダー15位で上々のスタートを切った。「もう少し伸ばせたなって。100yd以内からスコアを作るゴルフをしているけど、きょうはそれが上手くいかず、ピタッと来なかった」と口をとがらせた。シーズンの締めくくり。「自分の納得がいくゴルフをあと3日したいなと思う。久しぶりだし、いいゴルフで終えられたら」と話した。(宮崎市/石井操)

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