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小祝さくらはショット改善で2位発進「自分も勝ちたい」

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 初日(29日)◇紫CCすみれコース (千葉)◇6839yd(パー72)

今季1勝、ツアー通算7勝の小祝さくらが5バーディ、1ボギーの「68」でプレーし、4アンダー2位と好スタートを切った。女子ゴルファー日本一を決めるナショナルオープンは今年で6度目の出場。2020年大会の2位を除いてすべて予選落ちとあって、上々の滑り出しに「100点満点中90点。ティショットが安定していたのが大きかった」と振り返った。

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前週「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」でコーチとスイング動画を確認しながら、ショットのテークバック軌道の調整に励んできた。「オーバースイングだったのと、(クラブのヘッドが)内側にきてしまっていた」。意識するところから始め、今大会に向けて徐々に調子を上げてきた。この日のフェアウェイキープ率は85%(12/14)。「ショットが馴染んできて違和感なく振れている」と結果につながってきている。

千葉を拠点にしているが、当地でプレーするのは初めて。「メジャーらしい、やりがいのあるコースだなと思います。難しいので我慢のゴルフをしてチャンスが来たら、という気持ちで」と、後半1番では10m以上のバーディパットを沈めるスーパーショットも披露しつつ、5番で3m、8番(パー3)で5mを入れてスコアを伸ばした。

今季も今大会を含め残り9試合。5月「リゾートトラスト」以来の勝利はもちろん、シーズン終了後に行われる女子、男子、シニアツアー合同の「3ツアーズ」にも色気を見せ、「(ポイントランキングで)上位にいないと出られない大会なので、そういうのも目標に頑張りたい」と話した。

2年前、同世代の原英莉花が優勝するのを間近で見ているだけに「メジャーに勝つことはすごいこと。自分も勝ちたいなと思う」。初のメジャータイトルを強く意識している。(千葉県野田市/石井操)

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