【’11年10月第3週】ベ・サンムン、藤田幸希の優勝パター
ここでは、私に悪い流れなど来ないんだ!/藤田幸希
国内女子ツアー「プロミスレディス」の2日目を終え、単独首位からスタートした藤田幸希がこの日もスコアを伸ばし、2位との差を4打差に開いて単独首位をキープ。大会2連覇に王手をかけ、明日の最終日を迎える。
この日は前半にロングパットが要所で決まり、3つスコアを伸ばしてバックナインへ。しかし、前半だけで3つ伸ばせたことが、藤田にとって重い足枷となってしまったようだ。 「“もっと伸ばしたい”という欲が出てしまったし、ものすごく緊張してきちゃって・・・。とにかくティショットが曲がるんです。もう、前に飛んでくれればいいや、っていう感じでした」と、スコアとは対照的に、内心はヒヤヒヤだったようだ。後半でフェアウェイに乗ったホールは13番と16番だけだったということだが、それでもなんとかパーで凌ぎ切り、スコアの上では3バーディ、ノーボギーと見事なもの。
<< 下に続く >>
「本当にコースに助けられている感じです。ここでは、どこに飛んでも何かが助けてくれる、私に悪い流れなど来ないんだ、と思ってプレーしていました」と、再三のピンチをパーで凌げたことは、コースとの相性の良さのお陰であることを強調していた。
「今日これだけ緊張しちゃったから、明日はもう少しラクにできると思います。4打差は関係ないですね、意識すると守りに入ってしまうので。明日は攻めて行きます!」
コースとの相性の良さへの確信を、より深める結果となった2日目。本当にコースが助けてくれているのか否かは、明日の最終結果で明らかになるだろう。
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!